「テルマエ・ロマエ」〜称えよ! 平たい顔族を!〜
category: 邦画
JUGEMテーマ:映画
 
映画館 ☆☆☆☆★

上映中につき、ネタバレ注意。


ご存知大ベストセラーの実写映画化。――そう聞いたときにはアホじゃねえかと思ったが、日本屈指の濃い顔の俳優さんたちを揃え、大真面目に古代ローマ人を演じる、という辺りがなんかこう、原作の真面目なんだかギャグなんだかよく分からん雰囲気にマッチしてるなーと思ったのと、阿部寛が滅茶苦茶体を鍛えたと聞いて、見る気になった。(逆に言えば、これ外人が演じてもつまらなかったと思う)

見事なケツでした。うん。
いや本当に、いい体でした。惚れ惚れするぐらい。
風呂がメインの話だから当然っちゃ当然だけど、男の裸率がやたら高いのには妙に笑う。その中でも取り分けいい体してるんだから、これはもう惚れるしかないぜ!

さておき、完結していない作品をどうまとめるのかは、興味深いところ。
結論から言うと、前半はいいが、後半はちょっとなーと思わんでもない。風呂のあるところ、何の脈絡もなく(ルシウスが求める答えがそこにあるにせよ)タイムスリップしてしまうはずが、必ず平たい顔族の上戸彩(役名はどうでもよい)がそこにいるってことは、彼女ならずとも運命の赤い糸で結ばれてるかも、とそりゃ思っちゃうだろう。
まあ、実際は彼女のいないところにも行っているのだが(あ、そのためのあのシーンか)、取り敢えず上戸彩はそうは思わないし、こっちも何かあるんじゃないかと思ってしまう。
あまりにルシウスと会うもんだから、古代ローマ史どころかラテン語まで勉強しちゃう彼女はかなりすごいぞ。出来ないぞ、普通。まあこの辺のキャラは、コミックス四巻以降のヒロインも参考にしているのかもしれないが。(作者が後々の展開まで話したそうなので)

前半はルシウスが売れっ子の設計士になるまでと、ローマ帝国の背景が描かれる。一応、冒頭や上戸彩のモノローグで古代ローマについて色々語られるので、詳しくなくても何とかなる。
で、やっぱりこの前半がおかしくてならない。
銭湯にいきなり現れ、日本人を見て「顔が……平たい!」とか思っちゃうルシウス。ええ、ええ、平たくて悪うござんしたね! と言いたくなるが、まあ、しょうがないよな。阿部寛に言われるんじゃ。
銭湯の数々のアイテムにカルチャーショックを受け(「うまっ!」の言い方と表情にはやっぱ笑う)、上戸彩の「ケンシロウ……」にも笑い……と笑いどころは盛りだくさんである。
そんなこんなで前半はいくつかのエピソードが挿入されるが、ちょっと納得いかなかったのが、友人が妻を寝取った、という件。無論、原作は違う。いい友達なんだよ、彼は。(とか言いつつ、あのラストは何だ)
原作と違うのはもう一人。ケイオニウス。原作を読む限りは、女好きで体が弱くてもそう悪い人ではなさそうだ。無能でもないだろう。だが、この映画に関してはかなり嫌な奴に設定されている。おかげでルシウスが彼のために作った風呂がなくなっちゃったのが、残念だ。

戦地の兵士のために風呂を作るのは流れとしてはいい。予告で「ローマ帝国の危機だ」と言っていて「えー、そんな大きな話にしなくても」と思ったが、こういう流れならいい。
んでも、上戸彩の父ちゃんたちが何でタイムスリップしたのか分からないし(ルシウスはそういう存在だからいい。上戸彩も、バナナや牛乳瓶と同じ扱いと思えばいい)、涙流して帰るってどーよ。――はっ、もしやそれも原作で究明されるのか!?
そんなわけで、全体的にかなり面白く出来上がっているので風呂が好きな日本人は見るがよろし。

個人的に一番ツボったのは、タイムスリップの度に流れるオペラ。歌手の三度目の登場とED時は笑ったぞ。
そして竹内力はてっきり山賊の役だとばかり……(ここのエピも好きだ!)。

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「本日休診」〜タイトルにちょっぴり偽りあり。でも面白い!!〜
category: 邦画
評価:
井伏鱒二
松竹ホームビデオ
---
(2008-06-27)

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TV ☆☆☆☆★


戦争で一人息子を失った三雲医院の八春先生は、甥の伍助を院長に迎え、再出発した。丸一年経ち、伍助先生は看護婦たちと慰安旅行へ行き、八春先生は昼寝三昧の予定だった。
ところが「本日休診」の札を下げているにも関わらず、次から次へわけありの患者がやってきて……。

原作は井伏鱒二の小説。随分前に、いかりや長介主演のドラマを見た気がする。その時面白かったので、これも録画。ドラマの方ではその日一日で話が終わっていた気がするが(未確認)、この映画は後日談まで入っている。
まあタイトルに「本日休診」とつけば、それに反して忙しいのはもはやデフォルト。
八春先生を演じる柳永二郎は、悪役の方が多いそうだが、この作品では人のいい初老の医師をうまく演じている。とびきりおかしかったのは、酔っぱらって盲腸の手術を行い、翌朝思い出して大慌てで見に行くところだ。
しかしこの映画は、八春先生が主役でありながらその周囲(即ち患者ら)も忘れてはならない。

三國連太郎演じる勇作は、戦争で頭がおかしくなって帰ってきた。ドラム缶を兵士と思い訓辞を垂れ、夜中に軍事訓練を行う。やかましいやら迷惑やらだが、八春先生を始め、彼の周囲の者は誰もそんな顔をしない。優しく、勇作の世界に付き合う。これがもう、何とも言えず感動的だ。普通なら、「ちっ」と舌打ちの一つでもするはずなのだ。
多分、皆、昔の勇作を知っているのだろう。勇作がどうしてこうなったか、理解しているのだろう。真の意味で、彼と母親に同情しているのだ。
最初から最後まで、度々出てくる勇作が笑いを誘う。要チェック。

それ以外にも、前の晩に暴漢に襲われた女性、指を詰めようとするヤクザ、船頭の妻のお産などなど、到底「本日休診」ではない。
先に述べたように後日談も長く(その後日の中にもあれこれ患者が出てくる)、暴漢に襲われた女性は、同情してくれた母子に引き取られる。この子供の方が、若き日の佐田啓二(ほんとに若い。十八ぐらいの役だし)で、やっぱりちょっと中井貴一に似ている。母親の方は女性に同情して、どこかいい嫁の貰い手がないものかと言うのだが、自分の息子と一緒にさせることは露ほども考えていない。
これがちょっと怖い。勇作のときとは異なり、どんなに同情していても、それは薄っぺらな感情なのだと思わせる。

悲喜こもごも、作られた時代が時代だけにちょっとテンポが悪いが、戦後間もない光景を見るにもいい。
オススメ!

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「おとなのけんか」〜大人気ないにも程がある〜
category: 洋画
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映画館 字幕 ☆☆☆☆★

十一歳のザカリー・カウワンは、友人のイーサン・ロングストリートに怪我を負わせた。
互いの両親、ナンシーとアラン、ペネロペとマイケルは、和解しようとロングストリート家に集まる。
最初は穏やかに話をしていた四人だが、次第に話が逸れ、無茶苦茶に……。

まだやっているところもあると思うので、ネタバレ注意。

取り敢えず、ゲロのシーンがあるので嫌いな人は注意。来るな、と思ったら目を瞑れ。
まあ、あれだ。
よくあるっちゃよくある話である。
子供の喧嘩に親が出る――とはいえ、前歯を二本折って、神経まで傷つけられちゃあ、それは黙っていられるわけもない。そこはきちっと話し合いをすべきで――ちゃんとそれは終わっているのである。多分。
両親の組み合わせもよくあるタイプであるが、この話の最大の不幸は互いに合わないタイプであったことと、「責任を誰も取らない」ことにある(どこぞの政治家や電力会社に聞かせてやりたい)。
ペネロペは本屋で働きながら、ダルフールのことを書いたりしているインテリで、話し合って世界を平和にすべきだ、という人物だ。基本的にはこの人に一番肩入れしたい。世間や世界に無関心ってのは、やっぱりいい感じはしないからだ。こういう人になりたい、とまあ思う人物ではある。
夫のマイケルは至って普通の人物だ。一見すると穏やかである。金物屋を営んでいる。げっ歯類が大嫌いで、娘のハムスターを捨ててきちゃったような人だ。でも実は、その辺によくいる短気なおっさんに過ぎない。
一方のナンシーは、いわゆるキャリアウーマンタイプ。夫のアランは弁護士で、子供のことは妻に任せっぱなしで仕事しか頭にない。
そらロングストリート家は、なんかこう、コンプレックスを抱くべ? 負けないように背伸びをするだろう。その象徴と思えたのが、リビングのテーブルに置いてあった画集だ。
「うちは子供たちに美術に触れ合う機会を与えていますよ」
と言いたげである。
ナンシーは最初、それをめくって、当たり障りのない感じで褒めている。気のない様子がよく見てとれる。それでも社交辞令を頑張っている。
最悪なのがアランで、最初から帰りたがっているのがよく分かる。本人のその気がるのかどうか、明らかに相手を見下している。そして仕事の電話。――人ンちで、それはなかろうという態度をずっと取っている。
ナンシーが苛々し、ロングストリート夫妻も「ああ、もう」ってな顔だ。アランのケータイ(正確にはブラックベリーと思われる)が鳴るたび、彼が話をするたび、全員の神経が悪い方向へ向かう。
最悪の事態へ転がるきっかけは、気持ち悪いと言っていたナンシーが吐いちゃったことだ。うげ、思い出してももらいゲロしそうだ。
それまでも度々帰るチャンスがありながら、「お茶でも」と勧められてこの夫婦が部屋に戻ったのは、被害者であるロングストリート夫妻のご機嫌を取るため、ということもあるだろう。
だがここで、その可能性が完全に消えたことを、見ている我々は知る。どう取り繕ったって、もう、無理だろ。少なくとも、一回は帰れ、な? とスクリーンに言ってやりたいぐらいだが、やっぱり帰らない。相手のせいにして、自分ところの重荷を少しでも軽くしたいがために。
話は子供たちの喧嘩の原因、お互いの夫婦仲などに及ぶ。ペネロペとナンシーが夫たちを相手に手を組み、翻って罵り合い、ロングストリート夫妻が悪口を言い合う。
取り分け面白かったのが、アランだ。彼は一貫して、嫌な奴だ。仕事しか頭になく、ナンシーに引っ張られて嫌々ついてきた。早く帰りたいが、仕事の電話は他に聞かれると困るので、部屋で話す。
本人は変わらないのに、いい人そうだった三人ががくんと落ちたために、アラン一人がまともそうに見えてくるのが不思議だ。「このスコッチ旨いな」しれっとマイケルに言っちゃうのもおかしくてならない。

この延々続く喧嘩は一向に終わりが見えない。もう誰でもいいから解決してやれよ、と本当に思う。
一方、子供たちはといえば――あのラスト、遊んでいたのは多分、彼らだろう。
よくある話だが、実に皮肉の利いた物語である。これを見ながら、どうすればこんな事態にならずにすむか考えたのは、多分、私だけではないだろう、うん。

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「HACHI 約束の犬」〜忠犬ハチ公はやっぱ泣かせるのです〜
category: 洋画
JUGEMテーマ:映画
 
TV 字幕 ☆☆☆☆★

言わずと知れた忠犬ハチ公のアメリカ版。なのであらすじは割愛。
ほんとにもう、リチャード・ギアはどんだけ日本が好きなのよと オランジーノのCM見ていても思うけど、これ見たときも思ったもんだ。
日本で生まれ(なぜか寺が出る)、なぜかアメリカに送られ、ちょっとした事故で行き先不明になってしまった子犬をリチャード・ギア演じる先生が拾う。
別に秋田犬でなくてもよさそうなもんだが、そこはなんか拘りがあるのだろう。
アメリカ人らしく、ハチともボールやら何やらで遊びたい先生だけども、お友達曰く「秋田犬はそんなことはしない」らしい。飼ったことないんだけど、そうなんでしょうか?
先生を尽くすべき主人と認めたのか、恩人と認識したのか、毎日送り迎えするのは史実と一緒。
ほのぼのとした日が続き、見ているこっちもこのままで終わるんかなーという気になった頃、先生は死んでしまう。
その日の朝、異変をなぜか感じ取ったハチは、どうにか引き留めようとあの手この手。ボール遊びなぞ、ついぞしたことがないハチがボールを持ってくるシーンでは「これがやりたかったんだ」と先生。死ぬ前にできて、満足できたろうか?
ここからがちょっと史実や日本版の映画と違い、ハチは結婚した娘がいったんは引き取る。でもどうしても先生を迎えに行きたいハチを、彼女は解放する。……解放して後、なんか娘は全然出なかったみたいだけど。
新聞に載って話題になるハチ。駅長さんが自分の手柄のように話すのが笑った。
史実では、新聞に出たことでハチは焼き鳥を貰えるようになったが、この映画ではその前からホットドッグを貰ったりして、安心して見ていられる。
しかし、瞬く間に季節が移り変わり、ハチが年老いたのを見ると、この犬は一体どれだけの間、失望を味わったのかと――あ、泣けてきた。
それでも、先生が帰ってくるのを信じていたんだろうなあ。きっと明日は、きっと明日は、と。
国は違えど、やはり泣ける物語なのです。

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「ヒューゴの不思議な発明」〜映画マニアを自認するならば見ておくべき〜
category: 洋画
JUGEMテーマ:映画 
映画館 吹き替え 3D ☆☆☆☆★

純粋無垢な少年が、周囲の大人たちの人生を変えていく、というありがちな話かと思ったら、それどころではない物語。
盛大なネタバレがあるので注意。
もっとも私は、そのネタバレを知って見に行ったんだが。でもって、子役の吹き替えがちょっとあんまりだった。


1930年代のパリ。駅に住む孤児の少年、ヒューゴ・カブレの一日は、駅全ての時計を合わせることと、食事のパンを盗むこと、鉄道公安官から逃げること、そして火事で死んだ父親の形見である自動人形を直すこと。
その人形を直すため、おもちゃ屋で度々部品を盗んでいたヒューゴは、遂に主人であるパパ・ジョルジュに捕まり、父の形見である人形を直すためのノートを取られてしまう。
ノートを取り返すため、おもちゃ屋で働き始めたヒューゴは、パパ・ジョルジュが引き取っている少女、イザベルの持つネックレスが、自動人形を動かすための鍵だと知り……。


さて。
映画を発明したのは誰だろうか?
この問いには、いくつか答えが出るだろう。まずはエジソン、そしてリュミエール兄弟。
兄弟が撮影した、「工場の出口」や「ラ・シオタ駅への列車の到着」は有名で、前者は私も見たことがある。映画と言うより映像、ドキュメンタリーですらないだろう(工場の出口は、出てくる人々が正装しているらしいので)。
では、今日ある映画を作ったのは?
これまたエジソンもそこに名前が上がるが、世界初の職業映画監督と呼ばれているのが、ジョルジュ・メリエスである。
元々マジシャンだったメリエスは、映画の可能性に気づき、次々に作品を発表した。代表作は「月世界旅行」。人間の顔をした月にミサイルが突き刺さるシュールな映像を見たことがある人も、多いだろう。
メリエスは、たくさんの作品を作った。だが、第一次世界大戦の後、人々は娯楽どころではなくなった。そうして、彼は忘れ去られた。
メリエスは、パリ駅に小さなおもちゃ屋を開き……

つまり、この映画はパパ・ジョルジュこそ陰の主役であると言える。
かつて一時代を築いた男が世間から忘れ去られ、再び表舞台に出るまでの長い時間。その最後の方に現れた少年、ヒューゴ。
もちろん、話自体はフィクションだが、メリエスの半生はほぼ史実通りだそうだ。映画マニアを自認するなら、見る義務のある作品だと言えよう。

映像は素晴らしい。メリエスの作品の数々には何とも言えない感動があるし、パリ駅や当時の人々の衣装や美術は、これまた感動的で、ロマンがある。アカデミー賞で美術賞を取ったのも頷ける。
だから、3Dで見よう。
話の方は、原作を読んでいないので何とも言えないが、細かいところで首を捻る。まずはタイトル。ヒューゴは何も発明していない。ただ、直しただけだ。人形を、そしてメリエスと自分の人生を。
人には何らかの役目がある。自分の役目は直すこと、というヒューゴの言葉は、多分原語で聞けばなかなか重々しく、年齢に相応しくないもんなんだろうが、吹き替えは年相応でなんか薄っぺらなのが残念。
そして父の形見のメモ帳。素直に「形見なんだ!」と言えば、そうそう簡単に燃やしたりしないだろう。言えないのは、あのメモがなんかヤバイもんなのか、とすら勘繰ったが、最後は本当になかったことにされていて残念。
鉄道公安官はちょっと間抜けすぎて、これも残念。子供向けだから、こんなものなのかもしれないが。

大人たちの演技がやっぱりいい。メリエスを演じるベン・キングズレー、ヒューゴの父親を演じるジュード・ロウ(同じ時期に「シャーロック・ホームズ」)、何よりクリストファー・リーだよ!! サルマンだよ、まだやるのかよ、すげえよ!!!(歯茎が見えちゃってるのと、なんか喋るたびに震えるのが気になったが、サルマン大丈夫か!?)

というわけで、くどいようだが、映画マニアを自認するなら見に行こう。映画史の勉強にもなるぞ。


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「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」〜懐かしさに燃える〜
category: アニメ・特撮
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映画館 ☆☆☆★★

本編TVシリーズも終了した「ゴーカイジャー」。見たいとは思っても、金と時間に制限のある身としては、毎度戦隊やライダーは、ちょっと優先順位が下なのだが、「ギャバン」が出るとあっては、見ずばなるまい。
かつて、千葉真一見たさに借りまくった私としては!!
とゆーわけで、「ゴーカイジャーVS.ギャバン」である。
ちゃんと「VS」になっているところに好感。どっちも宇宙のヒーローだから(ゴーカイジャーは微妙だが)、世界観としてはマッチしているだろう。
しかし、仕方がないとはいえツッコミどころ満載である
ギャバンは結構出世したはずなのに、なーぜまた現場にいるのかとか(現場主義と言うより、なんか出世できなくていつまでも、という感じに見えた)、最初、ギャバン一人にコテンパンにされたはずが、ギャバンのコピーに勝てちゃうマーベラスとか、脱獄不可能な刑務所なのに案外あっさり外に出たり、つかナニ、あの古臭い刑務所とか。
その刑務所に過去の戦隊シリーズの悪役が集まっていたのはちょっと嬉しかった。惜しむらくは、「タイムレンジャー」の奴がいなかったことだな!(いいじゃないか、どうせパラレルな話なんだから!)
まあでもやっぱり一番テンションが上がったのは、変身シーンと、主題歌をBGMにした戦闘シーン。さすがは千葉真一直伝だけあって、派手ではあるが、そう無駄な動きではない「強さ」が見えて、なんかもう、ワクワクしてくるんである。曲が流れると、つい膝が動いちゃうし。
対するゴーカイジャーは、五人の戦闘と言うこともあり、目立たせるためとはいえ、いくらなんでも無駄すぎだろうというのもあり……
あ、でも、ワタクシ、「ゴーカイジャー」は結構好きです。特に衣装が(そこかいっ!)。

大葉さんの他の役が一堂に会すのは、その手のシーンが苦手な私にはちょっと痛々しいものがあったりもしたけど。
ま、とにかくファンは大興奮でした!!
来年こそ、宇宙刑事シリーズ、復活願います!!

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